• STORY01 家とはなにか
  • STORY02 家をつくることとは
  • STORY03 本当に大切なこととは
  • STORY04 それぞれの価値観とは…

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家とはなにか

STORY01 家とはなにか… 語り手 代表取締役社長 田中 重和

芳裕建設とは…

私は、大学を卒業後、大手住宅メーカーに就職。現在に至るまで住宅業界に従事してまいりました。私の若い頃、住宅の仕事は、営業・設計・現場監督すべてを1人で担当するのが当たり前。お客様と何度もお会いし希望のお住いをお伺いする日々、設計プランを何度も書き換えご納得いただいてからご契約。そこから現場監督として工事担当と共に汗をかいて一棟一棟、魂を込めて皆とお客様の笑顔のため建ててまいりました。

45歳から退社するまで大手住宅メーカーの千葉支店長をさせて頂いておりました。お客様との接点は、ほとんどなく本社との数字のやり取りが主な仕事。「○○支店の売上がいい。あの○○支店の営業マンがTOP営業マンだ。」という会話の日々。企業は売上推移でお客様のご評価を確認できるバロメーター、売上がすべてだと感じていたのです。仕事の帰り道、車中で、「最近、お客様との接点がなくなったな…
当時、お客様と一緒になって一棟一棟、魂を込めて家づくりをしていたな…。」と、当時家づくりを楽しんでいた自分がうらやましく思っていました。恥ずかしながら「もう一度、家づくりの楽しさを追求したい。」という一心から1996年50歳の時に独立を決意いたしました。

私にできる家づくりとは、以下の2点です。

  • 一棟一棟、魂を込めて家づくりをすること
  • お客様には、できる限りコストをかけず暮らしに合わせた良質な住まいをご提供すること

この2点を重視し営業部門を設けず設計と工事の2部門だけの家づくりに特化した会社として立ち上げました。
立上げ当時は、私と妻、現場監督の3 人からのスタート。当時は本当に苦労しました。

営業部門を設けなかったので、直接不動産屋様にご紹介を少しずつ頂きながら、設計プランを作成し、前職で共に汗をかいた腕のいい大工さんと業者さん約20社へ依頼して現場監督と現場へ。一棟一棟に魂を込めているので正直一棟建つごとに疲れ果てていました。生意気ですが、一棟一棟が自分の子供みたいなもの。子供のしつけと同じだと思っています。家づくりは長い工程を管理しなければなりません。その工程管理をキチッとしていかなくては良い建物ができません。子供のしつけと同じく疲れ果ててもできた時には清々しく嬉しいものです。魂を込めた建物が、街にたくさんできていく。私にとってたくさんの子供が出来ているような思いなのです。
芳裕建設(ほうゆうけんせつ)。読み方が難しい会社名だと皆さんに言われます。これには、理由がありまして長男の名前から一文字「芳」、長女の名前から一文字「裕」を取ったのです。私にとって携わる一棟一棟が私の子供、その思いから社名は、創業当初からそのように決めていました。今まで恥ずかしいので、「芳しく(かんばしく)、裕福(ゆうふく)な家になりますように」と皆様にはお話ししていましたが。

将来の芳裕建設とは・・・

今後も変わりありません。私たち作り手は、一棟一棟、魂を込めて家づくりをすること。お客様には、できる限りコストをかけず暮らしに合わせた良質な住まいをご提供すること。今は、従業員もこの思いを共有してくれています。そして、創業からこの思いに共感し続けてくれている信頼する大工さんや業者さんもいます。本当にありがたいことです。一つだけ付け加えるとしたら、年間100 棟までと決める。皆様にお仕事を頂いていて生意気な話であるのは重々承知しておりますが、何故なら、ここ数年、年間100棟を皆様のおかげで着工させていただきました。一棟一棟、魂を込めて品質を確保するためには、100棟が限界だと感じています。売上ではなく質を担保する企業であり続けることが、OB様と将来の施主様にご安心して家づくりを任せていただけることだと思っております。また、今後はOB施主様のご意向のもと、本社中心にリフォームを必要とされているお客様に仕事をさせて頂ければ幸いと存じます。

最後に…

私は昭和21年生まれ、戦後混乱期に生を受けました。敗戦という痛手を蒙った日本は、欧米諸国をキャッチアップすべく、政官材のトライアングルによる数々の復興策を実行しました。中でも住宅政策は、いわば国家プロジェクトだったのです。高額商品であり、金融やメーカー等様々な事業を派生させ、しかも資産として税金を課すことができる。住まいは富を国や企業にストックさせる最適な仕組みでした。勤勉な日本人は、汗を流して購入した住宅に、自分たちの暮らしを合わせていきました。しかし、この施作は日本の急速な復興には必要だったのであり、現在の視点でうんぬんするのは、ナンセンスに過ぎません。問題は、ほぼすべての日本人が家を持ち、経済的な豊かさを手に入れた後でも、この仕組みが残されたことにあります。日本全土に同じような住宅が建てられ、カスタマーは何千万円単位の高額な買い物にもかかわらず、本当の建てたい家を表現できないまま購入する状況が続きました。

こうした状況の中、1996年芳裕建設を創業いたしました。「家を買う。その人がどんな暮らしを実現したいかという思いの結果です。これまでの日本は、箱(建物)に暮らしを合わせてきました。それを正常に戻すこと、一人ひとりがしたい暮らしに合わせて箱(建物)を変える。そのお手伝いをすることが、私が提供すべき価値ではないのか。本当に解決しなければならない本質が見えた日でした。」日本では今、家族の崩壊や絆の喪失が叫ばれています。これらも住まいの問題と無縁ではないでしょう。住まいを買う時代から、一人ひとりの暮らしや生き方に合わせて、住まいを選ぶ時代へ。新築、リフォームで芳裕建設は、本当の意味で住まいづくりのパートナーとして歩み続けます。

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